損をしたくない人が“選ばれない理由”とは?【経営者や投資家の本音】

家計管理
まもる
まもる

こんにちは!誰でも進んで損はしたくありませんよね。お金、労力、時間どれも大切です。

できるだけムダを省いて、なるべく“損しないように”と考えるのは、ごく自然な事。
でも実はその「損を避けようとする行動」が、チャンスや信頼を遠ざけているとしたら…?

今日はそんな“損して得とれ”の本当の意味について、
経営者の視点から、実際の経験を交えながら解説していきます。

「損をしないこと=得すること」だと思っていた方には、
きっと新しい気づきがあるはずです。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

仕事でも投資でも「損」はつきもの。投資家レイ・ダリオは「失敗は学びのコスト」と語り、ウォーレン・バフェットも一時的な損を「入場料」と割り切ります。

仕事では、「掃除は俺の仕事ではない!」と思ったり「あいつ助けても一円にもならん」など損得が優先して仕事をしていませんか?

損を恐れて何もしないより、小さな損で大きな経験を買うことが、長期的な成功につながるのです。

「損をしたくない」──その感情が、最大の“損”を生む理由

私たちは皆、できるだけ損をしたくないと思っています。


お金、時間、労力、人間関係――「それって自分にメリットあるの?」「損だったら嫌だな」や「上手く使われてるんでは?」など考えてしまいますよね

ですが、ここに大きな落とし穴があります。「損をしたくない」という感情に支配されすぎると、
結果としてもっと大きな“得”や“信頼”を逃すことになるのです。

たとえば、
・ちょっとのサービスもしない「割に合わない」と断る
・時間や手間を「どうせ見返りがない」と理由に省く。1秒たりとも時間の融通が効かない
・「自分ばっかり損するのは不公平」と思って動かない。損することに以上に敏感

その瞬間、「この人には何も与えなくていい、何も求めないし必要最低限与えれば良いな」と思ってしまうのが本音です

そう、「あの時はよく文句も言わず嫌な仕事をしてくれたなぁ」と思い返した時に「何かあった時に、倍にした返してあげよう」と評価をされ、人間性、責任感、行動力を買われ 「表に出せる仕事」「お客さんに紹介できる立場」など、チャンスの扉が開きやすくなる

この記事では、その目には見えない“損の正体”と、なぜ“損を恐れる人”にチャンスが来ないのかを経営者としてのリアルな視点から解き明かします。

あなたは「損をしない力」に自信がありますか?

「時間もお金も、無駄には使わない」「損するくらいなら、動かない」その判断、本当に“得”になっていますか?

🙅‍♀️ ① 損をしたくないから、NISAもやらない。➡️ リスクを取らない

🙅 ② 会議で発言しない。➡️ 失敗を恐れて意見を言わず

🙅‍♂️ ③ 雑用や裏方の仕事を避ける。➡️ 貢献度ゼロ”の印象が残る

あなたが完璧な損得勘定で動いているつもりでも、「ビビリやなぁ、せこいなぁ」と思われ、大きな損失を生んでいる可能性があります。

「投資?損するんでしょ?」や「発言して、リスクや責任負ってもなぁ」「雑用は、誰かがやるだろ」など「何もやらなければ、失敗もしない!」これで仲間から何もしない人のレッテルを貼られてしまします。

経営者の本音:「損したくない」という姿勢が、実は“最大の損”になる

経営者という立場で、多くの人の「行動」や「考え方」を見ていくとの中で、あるタイプの人に対して一貫して感じること

それは、
「時間もお金も、無駄には使わない」
という行動が賢いと本人は思っている
「損するくらいなら、最初から動かない」
と思っているのが合理的だと思っている

もちろん、効率を意識することは悪いことではありません。経営では数字や採算性を重視します。

でも、人間関係や信頼の場面でまで損得だけを基準にする人に、多くの経営者は「この人には“それなり”の仕事しか任せられない」と感じてしまいます。

なぜなら、その姿勢はこう見えるからです。

利益マン
利益マン

自分に利益がなければ動かない。【的/損得主義/ギブしない人

太丸
太丸

社内取引先で草。「自分に利益がなければ動かない」信用ゼロ、人望ゼロ、チャンスもゼロや。ある意味、効率的やな。

サロン小金
サロン小金

正直、見返りのない努力やサービスを“損”だと考えている。【冷淡/非協力的/チームプレイができない人

太丸
太丸

このタイプによくあるのは「誰も私を助けてくれない」とか抜かしよるんよな。まず、誰かを助けてみろ!話はそれからだ

コスパ主義マン
コスパ主義マン

見返りのない努力やサービスを“損”だと考えている。【思考/即効リターン信仰者/“コスパ至上主義”

太丸
太丸

おまえな、見返りがすぐに見えんからって「意味ねぇわw」とか言ってんだろ?

甘いねん。そういう地味な努力とかサービス、ちゃんと誰かが見とるぞ。

  • 打算的/損得主義/ギブしない人
  • 冷淡/非協力的/チームプレイができない人
  • 短期思考/即効リターン信仰者/“コスパ至上主義”

その時点で、“一緒に戦える仲間”ではなく、“契約ベースの関係”に見えてしまうんです。基本、何かを貰ったらお返しを「考えてもいい」と考えるテイカーと呼ばれる属性

テイカー(Taker)「自分が得をすることを最優先に考え、他人から“もらうこと”ばかり考える人」好きな言葉は「上司のミスは部下の責任、部下の手柄は上司の功績」

ギバー(Giver)「相手に与えることを優先し、自分の得よりも他人の利益や成長を考える人」  好き言葉は 「腹が減ってる奴に、理由なんて聞かねぇよ」

マッチャー(Matcher)「ギブされたらギブする」「損得のバランスが取れている状態が理想」 好きな言葉は「お互いWin-Winでいいじゃん!」

これは非常に大きな“損”です。
本人は合理的に動いているつもりでも、信頼・評価・チャンスという「目に見えない得」を手放してしまっているのです。

経営者として断言しますが、「先に損を受け入れられる人」こそ、最終的に大きな信頼と報酬を得ているのが現実です。

あなたが“損を避けているつもり”で選んだ道が、
本当は最も損をしているルートかもしれない。
まずは、その矛盾に気づくことが、人生を変える第一歩です

なぜ“損をしない人”に、良い話が来ないのか?

経営者や投資家からの視点から見た「報いたくなる人・ならない人」

  • 報いたくなる人: 先に動く/自腹で動く/無償で価値を出す/素直な人
  • 報いたくない人: 条件が揃わないと動かない/報酬の話ばかりする/理屈っぽい人
太丸
太丸

単純にセコそうな奴に、なんかしてやりたいか?損をしない奴の思考は「自分が最優先」そんな人に信頼もチャンスも回ってくるわけがないんやで

まもる
まもる

一生懸命頑張っている人を見ると、何か助けてあげたい気持ちになるのは人情。見返りを気にせず、人の為に何かを貢献しようとしている姿を見れば「この人の力になってあげよう!」と思うのは普通だよね!

営業に来た若者が一生懸命に頑張っている。普通なら愛想のない返事ですぐに退散する営業マン。しかし、会社の為に頑張っている営業マンを見て、「頑張っているなぁ、応援してあげたいけどなぁ」という気持ちになります

ある意味、経営者が営業を受けた時に1番嫌なタイプかも知れません。それが特にいらない商品やサービスだったら尚更です

どうしようもない商品を「真面目に一生懸命」営業している姿に、必要ではない契約や商品を買わされてしますのです

損得を超えて「この子、応援してやりたいな」という**“人情スイッチ”**が入ることがあります。


ちえまる vs ドヤ金「それ、割に合わない論争」

ちえまる
ちえまる

「実は今日、いつもの営業先にちょっとしたお菓子を持って行ったんです。そしたら、すごく喜んでくださって…なんと契約いただけました!

 ドヤ金
ドヤ金

え? また自腹? …そういうの、正直やりすぎじゃない?営業って成果で見るものでしょ? お菓子で契約とか、なんかズルい感じするよ

ちえまる
ちえまる

うん、わかるよ。でも、相手が“人”である以上、気持ちを込めることって大事だと思ってて、何かしてほしいからやるんじゃなくて、普段のお礼のつもりだったんだ。

 ドヤ金
ドヤ金

もったいねぇ〜wもし契約取れなかったら、無駄な出費じゃん。それに自腹は草。仕事は損得を「よぉ〜く考えたほうが身のためだぞぉ〜」

ちえまる
ちえまる

もちろん、損得も考えるよ!この契約が成功したら、今までに使った経費は社長に直談判してでも経費で落としてもらうつもり。成功しないのに、自分が良い顔したいがために、お菓子を毎回毎回持っていく訳にはいかないからね!

社長
社長

ちえまる君は偉いなぁ。よし!ここは社長賞として金一封を出してやろう!

✅ちえまるは自腹でお菓子を持参する心配りで契約を獲得し、社長から高く評価されました。一方、Bさんは当初それを非効率だと否定していましたが、結果を見て考えを改め始めます。

数字だけでなく、人としての信頼や行動が評価されるという、仕事の本質が表れたやりとりです。




まとめ:損をしない=得をしない、という現実

「損をしたくない」と思う気持ちは自然なことです。ですが、損を避けてばかりいると、信頼もチャンスも得られません。

人は“与えてくれる人”に返したくなるもの。自分を守ることばかり考えていると、結果的に何も手に入らないという「損をしない=得をしない」現実が待っています。得たいなら、まずは小さく損してみる勇気を持ってみてください。

何より、「この人せこいなぁ・・」と思われたら助けてくれる人がいなくなるかも知れません。損と分かっていても、時にはそれを受け入れる事も必要かと思います

以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。

このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。

では次の記事でお会いしましょう!

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