
こんにちは!今回は株式市場における「もし暴落が来たら」の対処法と心構えを解説します
今回のテーマは株式投資やインデックス投資で相場が悪くなってしまったらなぜ売ってしまう人が多いのか。為替やFX,その他の金融商品の解説ではありません
人間には損失を回避したいという強い心理的傾向があります。相場下落時に売却することで、これ以上の損失を避けようとする心理が働きます
株が下がると、不安になるのは当然
これまで積み上げた資産が減っていくと、誰でも怖くなります。
「もう売ってしまいたい」と思うのも自然な反応です。

暴落時はどこまで下がるかわからないから、そこが恐怖を感じやすいですね!

リーマンショックの時は大変だったよね!?

お前にリーマンの何がわかるんだよ!
あまりリーマンショック舐めるなよ?

知ったふうな口聞いて、すいませんでした💦

え?太丸はリーマン直撃世代なの?

いや、違うけど・・・株なんてやってなかったけど・・・

お前にリーマンショックの何がわかるんだよ!?
最近の株価下落はコロナショックのように短期間で回復するケースが多く、投資家の間では「待てば戻る」という意識が広がっています。
ただし、リーマンショックやITバブル崩壊のように、下落が何年も続くケースもありました。状況によっては回復に時間がかかることもあるため、油断せず長期的な視点と分散投資が大切です。
投資は「山登り」に似ている
上がる日もあれば、下がる日もあります。
暴落(=大雨)が来たら、無理せず止むのを待つのが安全です。
安く売ると、他人が得をする
不安で手放せば、下で待っていた人が安く買います。
そしてその人が利益を手にすることになります。
いい商品なら、持ち続けよう
信頼できる株や投資信託なら、慌てて売る必要はありません。
目的地(出口)まで持ち続けるのが賢い方法です。
「暴落時は何もしない」理由を5つ紹介します
株価が暴落したとき、やるべきことは「何もしない」
1. 積立投資は続けてOK
株価が下がっているときは、同じ金額でより多くの口数が買えます。長く続ければ結果的に得をすることも。だから焦って売る必要はありません。

バフェットも「出たり入ったりするから負ける」と言っています。
荒波の時に変にもがくと体力減りますね
2. 感情ではなくルールで動こう
SNSやYouTubeで「暴落!」と煽られても、冷静に。怖くなって売ると後悔しやすいです。何もしないのが一番の対策。
3. 回復の瞬間を逃さない
相場はある日突然、急に上がることがあります。そのとき市場にいなければ、利益を逃します。売ってしまったらそのチャンスはもう来ません。
4. 配当は続くことが多い
暴落中でも、多くの会社は配当を出し続けます。安定した企業の株なら、持ち続けているだけでお金が入ってくる可能性も。
5. 自分の投資方針を崩さない
暴落時に売ってしまうと、せっかく考えたポートフォリオが崩れます。しっかり作った方針なら、そのままキープしてOK。
☝️アメリカ市場は右肩上がり
下の図はアメリカS&P500のチャートとなります。

何度となく暴落を乗り越えて株価を上昇させてきたアメリカ株式、日本も震災後は8.000円から32.000円位まで強く伸びてきています。
ですがこの上昇相場でも利益を出せないで株式市場から撤退している人はたくさんいます
ではなぜ人は少しの下落や暴落時に狼狽して売ってしまうのか。検証と対策をしていきましょう
まずは暴落時の対処法をご覧ください。
暴落でのおさらい対処法
生活資金の余裕から生み出される心の安定。投資を始める前に準備しておく大事なことです。ぜひ読んでみてください:生活防衛資金はいくらあればいい?

暴落時には売ってはダメ!と分かっていてもその時は「今回は今までと違うのでは」って思ってしまう。あと下落中は毎日がストレスだし投げ打って逃げてしまいたくなるなぁ・・・

分かる!仕事中もトイレに行ってもスマホで株価チェック。辛いよね・・上のS&P500のチャートを見てみて?先人の投資家はその苦労を乗り越えて資産を積み上げてきているよ!「投資していれば儲かる!」と短略的な考えでは大きな下落に耐えられる精神力は保てないよ
株価の下落を恐れて投資を中断したり、底値を狙って大量購入したりすることは避けるべきだと指摘しています。代わりに、長期的な視点を持ち、定期的な積立投資を継続することが推奨されています
結論として、インデックス積立投資において最も重要なのは、市場の短期的な変動に惑わされず、長期的な視点を持って投資を継続することです。
暴落時こそ、冷静に対応し、投資戦略を維持することが、長期的には良好なリターンを得られる可能性を高めるとされています
ではなぜ人は下落した時に株を売ってしまうのか?
①恐怖とパニック
◦市場が急落すると、多くの投資家は恐怖を感じ、保有株がさらに下がると思ってしまう。
◦恐怖は「損失回避の心理」に基づいており、損切りする事で目の前の現実から逃走します。
②群集心理
◦他の投資家が売却を始めると、それを見た他の投資家も同様に売却するという「群集心理」が働きます。我先に逃げたいと思う雪崩れ現象です。
◦他人の行動が正しいと無意識に信じる心理。自分が間違った判断をしたと思うのでその後の行動が全て上手くいかないと思ってします。
③平常心の喪失
◦長期的な視点や投資戦略を忘れ、目の前の損失だけに囚われて売却判断をしてしまいがちです。
④不安心理
◦不安が高じると、感情的に売却してしまいます。
⑤後悔回避
◦投資家は、「もっと早く売っておけばよかった」という後悔を避けたいという心理から、さらなる損失を恐れて売却してしまうことがあります。
⑥損失の具体化◦
◦もうこれ以上負けたくない。と言う感情が優先して長期目線だったのに損切りしてしまう。
⑦認知バイアス
◦10分後または明日「あの時切っとけばよかった」と後に後悔したくない。
◦損切りはしたが、あの時の投資判断は正しかったと思いたい心理

だって、SNSやユーチューブで投稿されている記事や動画を見ていると、「100年に1回の暴落」や「市場が崩壊する!」って言っている。彼らは私より投資に詳しいと思うからどうしても参考にしたり信じちゃうよ💦

確かに不安になるよね。でも彼らは本当に投資に詳しいの?ちえまる君はその発言している人達の事をよく知っているのかな?全員がそうで無いかもだけど、多くのユーチューバーは投資よりも「再生回数や依頼主の意向」テレビだったら「暴落を煽った言い伝えでお願い」なんて言われてないかな?YouTuberは再生回数でお金を稼いで、テレビは製作者の進行通り行ってお金を稼いでいるかもしれないよね
☝️テレビに出ているから、YouTubeにアップしてるからと言ってその方が投資に精通しているとは限りません。何度も言いますが「明日の事など誰にもわからない」が正解です。優良なインデックスファンドやデフェンス度がある高配当銘柄なら信じて「バイ&ホールド」買ったら売るなを基本にして冷静に判断できる金融リテラシーが必要です
以上7点を挙げました。こう見ると全部自分でコントロールできそうな事ですね。
他人に無理やり損切りされたのではなく、全部自分で「間違った判断」をしてしまっています。
株や投資信託を購入する時に「長期で見ても良い商品」を買っていれば人によって売り時は違うとは思いますが「暴落が来たから」の理由で売るはずがありません。
では投資の神様はこんな時にどんな助言をいただけるか。
株式市場で世界最高の投資家ウォーレン・バフェット氏。きっと彼の格言が今後あなたの投資方法に大きく役立つかもしれません。
ウォーレンバフェットの格言を参考に株式市場で生き残りましょう。
バフェットの格言

アメリカ市場はのチャートを見ると右肩上がり。これはトレーダーなら「グサッ!(汗)」と胸に突き刺さる言葉ではないでしょうか。
下落が来たら狼狽売りして、「もっと下がるかも」で信用売りにした途端に株価は上昇する。
結局数日、数ヶ月後には元通りの株価に戻って愕然とする。結局慌てて往復ビンタ食らっただけの取引をしてしまった事があるかもしれません。
人はゆっくりと稼ごうとしない
Amazonの創業者のジェフ・ベゾスとウォーレンバフェットの会話で、ベゾス氏は「なぜあなたの手法を真似する人がいないのか」と聞きました。

「ゆっくり稼ぐ」確かにこれは低収入であればあるほど、この行動はできないかもしれません。
ですが多くの人が短期間でお金を儲ける方法を知りたがります。
それを証拠に、日本ではパチンコ、競馬、競艇、など大人なら「お手頃に」いつでもギャンブルで遊べるような環境下にいます。
その日に景品や当たり馬券などを交換すれば、すぐに現金と交換して、株式やFXと違い税金の規制も緩いです。
そのようなギャンブル感覚の人が「長期で儲けを出す」という認識に乏しいので少しの下落や少しの上昇で売買してしまします。
焦って利益を求めるあまり、話題の銘柄や投資方法を真似し、損失を出してしまう人がほとんどではないでしょうか。
我慢強さと冷静さ

①短期的な変動に惑わされない
②感情的な判断を避ける
③長期的な視点
④集団心理に流されない
⑤シンプルな戦略の重要性
解説:市場が急落したり、悪いニュースが出たりした際に、パニックに陥らず冷静な判断を下すことが重要です。
長期投資と決めたならテレビやSNSの煽りに惑わされない冷静さが必要。バットニュースは視聴率や再生回数が上がります。煽られないように注意が必要です。
株式市場は時に集団ヒステリーに陥ることがあります。そのような状況下で、冷静さを保ち、自分の最初の判断に忠実であることが投資の成果を左右します。
知識や分析力よりも、感情をコントロールする能力が投資成功の鍵となります。
バフェットは、投資は長期的にリターンが得られると考えています。一時的な損失や市場の変動に動じず、辛抱強く保有し続けることが重要だと説いています。
結果
株のバーゲンセールは売り手にならずに買う側になろう!
お金に余裕がある人の気持ちになって見てください。普段お金に困って無い人が、わざわざ安い時に売りに出しません。みんなが急いで買っている時に売り、みんなが慌てて売っている時に買う。そしてまたみんなが慌てて売ってたらまとめて買うの繰り返しで財を築いて来ました。
ですが我々には市場を動かせるほどの資金も資産もありません。みんなが売っている時も買っている時もマイペースに目標の地点まで自分のペース進んで行くことがとても大事です
①優良な投資商品を買ったら自分が決めた出口(売り時)まで売却しない。
②大衆やSNSに惑わされない強いメンタルを持つ事。マイペースでいること
まとめと結果
この記事(2004.8/6)あたりは市場最高下げ幅など市場や相場が混乱している時期でした。
こんな時こそ優良なインデックス商品、高配当株やディフェンス株を出口まで持ち続けられるか
「我慢強さと冷静さ」を試されている時だと思います。
今回のように強い下落があった場合は、本業の仕事や家族サービス、または自己投資などして市場が落ち着くまで一旦離れて自分の事をしましょう。
売らないと決めたら口座画面見ても何にも変わりません。ストレスになるだけです。是非、皆さんもバフェット氏の様に辛抱強く冷静な判断力を持続させてください。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
暴落も慣れると「チャンスタイム」と思うようになります。ぜひ次の暴落が来たらこの記事を思い出して落ち着いた判断をしてください
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。持っていれば儲かるなんて事はありえません。そのリスクを背負って克服した人のみが資産を積み上げられると私は思っています
では次の記事でお会いしましょう!
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