
こんにちは、投資界の“ひねくれナビゲーター”こと太丸です。
「暴落は買い場!」なんて名言っぽい言葉、よく聞きますよね。でも実際、あんたが買ったのは胃薬だけなんじゃね?と思ってしまう私なんですが、今日はそのリアルを解説しながら解き明かします。

太丸君、言い方!投資って、買って放っておけば儲かるように見えるかもしれないけど、でも本当の報酬は、「下がっても売らなかった」という“耐えた勇気”に支払われる報酬と言っても良い気がする
SNSやYouTube、ブログ界隈ではよく聞くフレーズがあります。
「暴落はチャンス!(ワタシボウラクハジメテ」
「下がった時ほど勝負どころ!(とりあえずこのセリフ言えば・・・・・)」
「インデックス投資は、こういう時こそ握力が試されるんですよ!そう大切なのは握力・・・うん多分そう(ボソ)」「逆にチャンスですね!(切実)」
投資初心者もベテランも、長期投資を掲げる人たちはこの言葉を口にします。
でも、実際に暴落が来たとき、本当に“買えている”人はどれだけいるのでしょうか?
多分、暴落時にはこのような対処法をしたのではないでしょうか?
- 暴落で買い増したのは…不安と後悔のポジション。
- “チャンス到来”の通知音で、スマホをそっと伏せた。
- 暴落で株は買えなかったけど、言い訳は大量に仕込んだ。
- 「今回は違う」と言いながら、いつもと同じように何もしない。
- 積立は続けた。でも心はすでに損切りしていた。
- 安くなった株を見て、安定の“静観ポジション”をキープ。
- ナンピンしようと思った瞬間、なぜか冷蔵庫やいらない本を整理し始めた。
- “暴落は買い場”って偉そうに言ってたなーと反省もしない
- 株価の底は読めなかったけど、心の底冷えは感じた。
- 経験値(ストレス)はかなり上がった

まるで“株価が戻るおまじないでもかけてるかのよう。結局、買えもせず、売れもせず、何もせず。行動はゼロ、ストレスだけはMAX。その姿、投資家というよりチャートを眺める禅僧です。
静観って便利だよね、失敗もしないけど、成功もしないから。

でもね、それでも静観した人は、ちゃんと“逃げなかった”んです。
パニック売りをしなかっただけで、実は一歩リード。
時に投資とは、“動かない”ことが最大の防御。
そう、あなたがした「何もしなかった」は、実は「よく耐えた」に変換できるんです。
次のチャンスに備える準備期間──そう思えば、禅僧も悪くないかもですよ。
よくある光景:「次の暴落が来たら買い増す!」と言っていたあの人はどこに?
投資系YouTuberの動画やSNSでは、以下のような決意表明をよく見かけます。
- 「暴落待ちです」
- 「次はナンピンします」
- 「ドルコスト平均法でむしろ買い増し!」
でも、いざ本当に相場が大きく下がると、コメント欄はこんな感じになります。
「いや、これは想定外です。もう少し様子見よう」
「今回のは今までとちょっと違う気がする。(8ヶ月ぶり7度目)」
「まだ底じゃない。様子見します」二番底おじさん定番の金言
年 | 名称 | 主な内容・背景 | 下落率(S&P500など) |
---|---|---|---|
1929年 | 世界大恐慌 | 株式バブルの崩壊、銀行の連鎖倒産 | 約-86%(数年にわたり) |
1987年 | ブラックマンデー | コンピューター取引の暴走、不安心理 | 1日で約-22%(史上最大の下落率) |
2000年 | ITバブル崩壊 | ドットコム企業の過大評価と破綻 | 約-49%(S&P500) |
2008年 | リーマンショック | サブプライムローン問題、金融危機 | 約-57%(S&P500) |
2020年 | コロナショック | パンデミックによる世界経済停止 | 約-34%(1ヶ月以内) |
2022年 | インフレ&利上げショック | FRBの急速な利上げと景気後退懸念 | 約-25%(年初来安値) |
2025年 | トランプショック ⇦NEW | トランプ政権の過激な関税政策と景気後退懸念 | 約-10.1%(S&P500) 円ベースだと17〜18% |

「“今回は違う”って言うけど、君、何回暴落の経験あるの?コロナショック知っとるんか?知識ゼロでも、言った瞬間だけ“相場歴20年”っぽく見える魔法ワードだな

大事なのは、“経験が浅いこと”じゃなくて、ちゃんと向き合おうとしていること。結局はインデックス投資の基本「買ったら売るな!」を忠実に守ったことだよね。
上の暴落の表を見ると、同じ内容の事はないから下落のタイプが違うと「今回は違う!」と言っても差し支えなくないかな?
※「20%以上の下落」は一般的に「弱気相場(ベアマーケット)」とされ、「10〜20%」の下落は「調整局面(correction)」と呼ばれます。
暴落時は“論理”より“本能”が勝つ
人は、理屈では「安い=チャンス」と分かっていても、本能は「損失を回避したい」と叫びます。
これはプロスペクト理論(損失回避バイアス)という心理的バイアスが原因。損する痛みのほうが、得する喜びの2倍強く感じられると言われています。
暴落時に「まだ下がるかも」と思って買えないのは、感情が勝っている証拠。

暴落時に買う者は、鉄のメンタルか、スマホのバグを信じた者だけ。たかが凡人に着地寸前の落ちるナイフを掴む勇気も計算もできるはずがないわ

暴落は3日待て!そんか格言もあるけど、日本の投資家、清原達郎さんは自伝、我が投資術の本で「落ちてくるナイフを2度つかむ」床に落ちた拾いやすいナイフを拾っても儲けなんてないのではない?と書いてありました。でも、我々凡人にはなかなか落ちるナイフは怖くて掴めませんね💦
SNSやYouTubeの“買ったアピール”は幻想かも
SNSで「暴落時に買えました!」という報告を見ると、自分だけ取り残された気がします。
でも、本当に買っている人は静かに仕込んでいて、ドヤ報告なんてしないことが多いです。逆に、“報告する人ほど、買ってない”可能性も。
YouTuberに至っては、実は買ってなくても動画で「今、買いました!」と言うだけで再生回数が取れます。

“買ったアピール”で再生数は上がるが、資産は上がらんな。元々、多くのYoutuberは「株やると負けるから、株の情報を発信して儲ける」実に実践的でためになるなあ(棒)

確かに株でリスク取るよりも、情報発信して「儲ける」というのは、実践的。これはなかなか計算された戦略難ではないかな。一度は株などをチャレンジして「これではリスクを取りすぎているし、自分には向かない」と言う判断をして野球でいうコーチ側にシフトしただけだよね。
チャンスに見えて「買えない理由」は無限に出てくる
暴落が来ると、こんな思考が湧いてきます。
- 「まだ下がる気がする」
- 「今は世界情勢が不安定だし…」
- 「来月の給料日まで待とうかな」
もはや“買わない理由探しゲーム”です。
投資の鉄則「誰も買いたくないときに買え」は、分かっていても実行できない。

会社でも、「やらない理由、出来ないわけ訳を探す天才」がいるよな。成功するためのリスク」を避けるのが、リスクマネジメントの達人だと思ってるんだろうな。

時にはリスクを恐れて逃げることも重要。けど株式投資は「リスクを取った者だけが、リスクを取らなかった者から搾取する」この言葉はジョージ・ソロスやウォーレン・バフェットなどの投資家が表現してきた投資哲学。勇敢な行動を取った者だけが勝利のお酒を飲めることも
積立投資の正解は“感情を挟まないこと”
皮肉な話ですが、「暴落時こそ積立が輝く」というのは、積立を“感情抜き”で自動化している人限定です。
毎月機械的に買う。見ない。動揺しない。
これができる人は、結局“暴落時にも勝手に買えている”のです。
逆に、「今こそ買い増しのチャンス!」と考える人は、考えるからこそ買えないというジレンマにハマります。

なので、日本政府は自動積立を国民にさせるためNISAやIDECOを始めたんだ。自動積立は最強!なぜなら怖くても勝手に買ってくれるからな!お前らにピッタリかもしれんね

自動積立は感情に左右されず、平均法でとても良いシステムを日本政府はしてくれたと思う。特にインデックス投資は優良なファンドを選べは、企業分析もしなくていいから故・山崎元の「ほったらかし投資」を国民ができるようになったよね。
日本政府は老後資金問題やタンス貯金を解消するために、NISAやIDECOのシステムを作り色々な問題解決のシステムを作ってくれました。
特に手数料が低い、例えばeMAXIS Slimのオルカンなどは100万円のファンドを購入しても年間手数料管理費用は600円程度(厳密には1000円ちょいかも)
本当に買っている人の特徴
暴落時でもちゃんと買える人には、共通点があります。
- 事前に買う条件や額を決めておいている
- メンタルを市場から切り離せている
- SNSをあまり見ない
- 資金に余裕がある
そして何より、“感情を飼いならしている”。
だから、騒がず淡々と買うし、報告もしない。まさに“静かなる投資家”。

ニュースで暴落が来た時でも、よく素性のしれないYouTuberをまずチェックするお前らwww

そんな時はまずYoutubeをチェック!これはよく揶揄されますが、情報を売り物にしている配信者から大筋の情報を得て、細部は細かく自分で判断するのは的確かもしれないね。ちゃんとしている配信者なら素早くあなたよりも的確な情報を集められたかもしれない。太丸くん言い方!
煽ってなんぼの配信者。確かに居ます。ですが「S&P最強伝説」さんみたく、的確に冷静な判断をしてくれる神配信者も一定数いてくれてます。ワタシは株は素人なのでYoutubeなら「S&P最強伝説」さんと、Youtuberではありませんが「我が投資術本の著者」清原達郎さんのコメントを確認してから判断しています。
まとめ:暴落はチャンス。でも、買えるとは限らない。
「暴落はチャンス!」
これは真実です。理屈では。
でも、実際には感情や恐怖、情報の洪水に飲み込まれ、多くの人が「買えない自分」に直面します。
結局、投資の最大の敵は“暴落”ではなく“自分自身”なのかもしれません。

暴落時に買えなかった諸君、それも慎重な行動だと捉えよう!怖いもんは怖い。当たり前を当たり前にできる人が素晴らしいと松下幸之助さんも言っていたね。「雨が降ったら傘を刺す、転んだら立ち上がりなさい」

太丸くん、最後に良いこと言ったね!株式市場で生き残るには「市場から撤退しない」ようは暴落があっても撤退(資金撤収)しないで居座り続ければいつかまた晴れた日(株価が元の価格)がきっと来る!気をつけるのは、また回復しそうな時に再度また参加しようは負けパターン

アメリカ株式市場の歴史を振り返れば、どんなに大きな暴落があっても、時間とともに回復し、やがて過去の高値を更新し続けてきました。1929年の大恐慌も、2008年のリーマンショックも、2020年のコロナショックも然り
株式市場で暴落が来たら損切りする前に読んでください!暴落の時は何もしない
短期的には大きな下げに見舞われることもありますが、そこで「怖い」と感じて市場から完全に資金を引き上げてしまうと、その後の回復と上昇の恩恵を受けられなくなります(雷が落ちる瞬間を見逃してしまう)
実は、株式投資で最も大切なのは、“撤退しないこと”なのかもしれません。嵐のあとに晴れ間が訪れるように、相場にも必ず転機はやってきます。
相場を信じて残り続けた者、その苦しい期間を耐え抜いた者にその報酬を手にするのです。
まとめ
投資初心者が暴落時に買えない理由とは?
- 感情に左右されやすい
- 「もっと下がるかも」と迷いが生じる
- 資金管理が不十分
暴落時の正しい行動とは?
- 感情を排除した自動積立が有効
- 事前にルールを決める
- SNSの情報を遮断する
暴落が来たときの心構え
- 一時的な含み損に慣れる
- 他人と比較しない
- 「買えなかった自分」を責めない
「暴落は買い場!」と声高に言うよりも、
“無言で買う人”になれたら、あなたの投資は一段レベルアップするかもしれません。
株価を予想するのは不可能と言われています。でしたら、過去のチャートみて世界よだんだん良くなっていく。資本主義なので世界の株価は上昇していくを基本にして投資をしたら居座り続けるのが勝てる戦略だと思います。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。
では次の記事でお会いしましょう!
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