
こんにちはまもるです!今回は投資信託やETFで分配金が貰えるトップ10の特集をしていきたと思います。投資を始めたばかりの方から「配当金と分配金って何が違うの?」とよく聞かれます。実はこの2つ、とても似ているけど少し仕組みが違うんです。
まずは、その辺りを簡単に説明してから何を購入したら良いか?手数料や管理費用が安いのは?をランキングなどを使った解説していきます!
分配金とは、投資信託を持っていると定期的にもらえるお金のこと。ファンド(投資信託)が株式や債券で得た利益の一部を、投資家に分けてくれる仕組みです。
ただし、ここがポイント!
🔸 必ずしも「もうかったお金」から出るとは限りません。
🔸 ときには、みなさんが投資した元本の一部を取り崩して払っていることもあります。
だから、「分配金が多い=得している」とは言い切れないんです。
まとめると、
📌 分配金は、投資信託から定期的にもらえる“おこづかい”のようなもの。でも、中身をしっかり見て判断することが大事!
益が出ていないのに投資元本を取り崩して分配金として支払うことを、俗に「たこ足配当」と呼びます。
🐙「たこ足配当」とは?
まず、先に言っておきます。よくわからなかったら「配当金が出る人気の投資信託・ETFランキング」まで飛ばしてください。いまいち馴染みがないので一回読んだででは理解が難しいかもしれせん。
なんとなーく「ふ〜ん、とにかくたこ足配当は良くないのね?」とだけでも大丈夫です。
「たこが自分の足を食べているような状態」から名付けられたもので、
📌 投資信託の純資産(元本)を削って分配金を出す行為

説明を読んでも、図を見てもすぐにわからないですよね。大丈夫です。私も最初全然理解できませんでした。FPの試験でもこの辺り苦労して思い出があります
簡単にいると「儲かってないから、あなたから預かったお金から、約束の800円出します」という感じです。
そうすると、10,000円が図のように9.200円に減少してしまうので来月10%上がっても920円の利益。もし10.000円だったら10.000円なので,元本を減らしたくないですね。
なん度もたこ足配当が続くと、利益が出てた時の分配金がだんだんと少なくなってしまいます。
見かけ上は「配当がもらえている」ように見えますが、実際には資産を切り崩しているだけで、資産全体の価値は減っているため注意が必要です。
次は、分配金がもらえる人気の投資信託やETFを見ていきましょう!
「配当金をもらいながら資産運用したい」「銀行預金よりも増える仕組みってある?」そんな方におすすめなのが、配当金が受け取れる投資信託やETFです。この記事では、仕組みから銘柄選びまで、初心者にもわかりやすく解説します。
配当金とは?株式だけじゃない投資信託やETFの魅力
配当金=保有するだけでもらえる利益
株式やETF、投資信託などを保有していると、定期的に利益の一部が配当金として支払われることがあります。これを”インカムゲイン”と呼び、値上がり益(キャピタルゲイン)とは別の収益源になります。
【H3】ETFや投資信託でも配当金は受け取れる
個別株の配当だけでなく、ETF(上場投資信託)や一般の投資信託の中にも、配当金(分配金)を定期的に出しているものがあります。安定的な収入源として注目されています。
投資信託で配当金をもらう方法
分配型と再投資型の違い
投資信託には「分配型」と「再投資型」があります。分配型は定期的に利益を現金として分配してくれるのに対し、再投資型はそれを自動的に再投資してくれます。配当金を実際に受け取りたい場合は分配型を選びましょう。
投資信託には「分配型」と「再投資型」があります。分配型は定期的に利益を現金として分配してくれるのに対し、再投資型はそれを自動的に再投資してくれます。配当金を実際に受け取りたい場合は分配型を選びましょう。
通常、年1回〜年4回程度が分配のタイミングです。ただし、分配金には20.315%の税金がかかるため、NISA口座などを活用すると非課税で受け取れます。
ETFで配当金をもらうには?
米国ETFが人気な理由
米国の高配当ETFは配当利回りが高く、四半期ごとに分配金が出るのが一般的です。代表例として、VYM(バンガード米国高配当株)、HDV(iシェアーズ高配当)、SPYD(S&P500高配当)が挙げられます。
日本円での受取と為替リスク
米国ETFはドル建てで配当金が支払われるため、日本円に換える必要があります。為替レートによって受取額が変動する点には注意が必要です。
配当金が出る人気の投資信託・ETFランキング
📊 分配型ETF 人気ランキングTOP10(楽天証券・SBI証券共通)
以下は、楽天証券とSBI証券で購入できる、人気の分配型ETFランキングTOP10です。これらのETFは、配当金を定期的に分配し、投資家に安定したキャッシュフローを提供します。
順位 | ファンド名 | 分配利回り(年率) | 信託報酬 | 純資産総額 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天VYM) | 約2.7% | 0.192% | 約750億円 | 米国の高配当ETF「VYM」に連動 |
2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約1.3% | 0.093% | 約3.2兆円 | S&P500連動。分配あり設定も選択可 |
3位 | グローバルAIファンド(毎月分配型) | 約4.5% | 1.815% | 約400億円 | AI関連企業に分散投資 |
4位 | ニッセイ・グローバル好配当株式プラス | 約3.8% | 0.792% | 約550億円 | 世界の高配当銘柄に分散 |
5位 | ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型) | 約5.0% | 1.70% | 約2,500億円 | 高配当+為替戦略 |
6位 | 東京海上・円資産バランスファンド(毎月分配型) | 約2.0% | 0.792% | 約800億円 | 国内債券・株式の分散投資 |
7位 | ラサール・グローバルREITファンド(毎月分配型) | 約4.2% | 1.65% | 約4,000億円 | 世界の不動産投資信託(REIT) |
8位 | フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし) | 約5.4% | 1.65% | 約1.3兆円 | 米国REIT特化。高分配実績 |
9位 | 野村グローバル・ハイイールド債券ファンド | 約6.1% | 1.54% | 約3,000億円 | 格付けの低い社債中心の高利回り戦略 |
10位 | 三井住友・アジア好配当株オープン | 約3.5% | 1.65% | 約700億円 | アジアの配当利回り株に集中投資 |
※ランキングの順位は楽天証券、SBI証券、モーニングスターなどを合算してランキングにしました
高配当ETFランキングTOP10(米国)
順位 | ETF名 | 信託報酬 | 配当利回り | 取引所 |
---|---|---|---|---|
1位 | VYM(バンガード 米国高配当株式ETF) | 0.06% | 3.0% | 米国 |
2位 | DVY(iシェアーズ 米国高配当株式ETF) | 0.39% | 3.5% | 米国 |
3位 | HDV(iシェアーズ 米国ディビデンドETF) | 0.08% | 3.5% | 米国 |
4位 | SPYD(SPDR ポートフォリオ 米国高配当ETF) | 0.07% | 4.4% | 米国 |
5位 | SDY(SPDR S&P 高配当ETF) | 0.35% | 3.6% | 米国 |
6位 | SCHD(シュワブ 米国高配当株式ETF) | 0.06% | 3.5% | 米国 |
7位 | VIG(バンガード 米国増配株式ETF) | 0.06% | 2.0% | 米国 |
8位 | DLN(ダイワ 米国高配当株ETF) | 0.28% | 3.2% | 米国 |
9位 | SPXL(S&P 500 高配当ETF) | 0.29% | 4.0% | 米国 |
10位 | PRF(ウィズダムツリー 高配当株式ETF) | 0.38% | 3.3% | 米国 |
【H3】信託報酬が安い順ランキング(参考)
順位 | ETF名 | 信託報酬 | 配当利回り | 取引所 |
---|---|---|---|---|
1位 | VYM(バンガード 米国高配当株式ETF) | 0.06% | 3.0% | 米国 |
2位 | SCHD(シュワブ 米国高配当株式ETF) | 0.06% | 3.5% | 米国 |
3位 | VIG(バンガード 米国増配株式ETF) | 0.06% | 2.0% | 米国 |
4位 | SPYD(SPDR ポートフォリオ 米国高配当ETF) | 0.07% | 4.4% | 米国 |
5位 | HDV(iシェアーズ 米国ディビデンドETF) | 0.08% | 3.5% | 米国 |
6位 | DLN(ダイワ 米国高配当株ETF) | 0.28% | 3.2% | 米国 |
7位 | SPXL(S&P 500 高配当ETF) | 0.29% | 4.0% | 米国 |
8位 | SDY(SPDR S&P 高配当ETF) | 0.35% | 3.6% | 米国 |
9位 | PRF(ウィズダムツリー 高配当株式ETF) | 0.38% | 3.3% | 米国 |
10位 | DVY(iシェアーズ 米国高配当株式ETF) | 0.39% | 3.5% | 米国 |
配当金投資の注意点
分配金の中身に注意
投資信託によっては、分配金の一部が元本から払い出されているケースもあります。これでは資産が減ってしまうので、分配金の出所をチェックしましょう。
利回りが高くても、株価が下がるなどしてトータルリターンがマイナスになる場合もあります。配当利回りだけでなく、全体のバランスを見ることが重要です。
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まとめ|配当金で資産形成を目指すなら仕組み理解がカギ
投資信託やETFでも配当金を得ることは可能です。”じぶん年金”として、長期的に配当を積み上げることを目指すなら、分配型投資信託や米国高配当ETFは有力な選択肢です。仕組みを理解して、堅実な資産形成を目指しましょう。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。
では次の記事でお会いしましょう!
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