【2025年版】60歳や65歳まで働くのが当たり前?その常識を疑う新時代の生き方とは

無駄の削減

まもる
まもる

こんにちは!今回は日本人はなぜ65歳まで働くのが常識になったのか?やリタイヤできる状態なら60歳前でもいいじゃん!をテーマに解説していきます。

長年にわたり「定年は60歳」「年金は65歳から」と言われ続けてきた日本社会。老後にあてにしたい年金も繰り下げても60歳から。そんな我が国、日本が国民に伝えてきたメッセージ、「65歳まで働け」ですね。

なぜ60歳や65歳なのか?すごく簡単に言うと
「労働者も企業も、「60歳=一区切り」という共通認識を持つようになった」です

要は、なんかちょうど良いね!です。60歳で嘱託(しょくたく)になり本当の退職は65歳が大まかな会社員の流れでした

ですが、少子高齢化や働き方の変化により、私たちの生き方・働き方は大きく変わってきています。楽しいならいつまでも仕事すればいいと思うのですが、中にはできるだけ早く老後はゆっくりしたい

多くの人が「体も精神もとっくに限界を超えて」仕事をしているかも知れません

最近の世の中、情報量が多くすぎて疲れません?😅

そんな今こそ、問い直してみませんか?

本当に65歳まで働く必要はあるのか?

早くリタイアして、やりたいことを楽しむ人生も“アリ”では?

この記事では、「働き続けるのが当たり前」という常識を疑い、“元気なうちにやりたいことを楽しむ”リタイアのすすめを紹介します。


かつては「定年後に悠々自適」なんて言われましたが、実際は…

  • 60歳では体力が衰え始めている
  • 65歳からの年金だけでは生活が厳しい
  • 働き続ける選択肢もあるが、精神的・体力的な負担も大きい

最近では、50代のうちにセミリタイアを目指す人も増加しています。その背景には、以下のような変化があります。

  • 生活コストを抑える情報が手に入りやすくなった
  • 投資や副業などで収入源を多様化できるようになった
  • お金をかけずに楽しめる娯楽が増えた(後述)

つまり、“定年=65歳”というのは、もはや絶対的なルールではありません。


たとえば旅行、趣味、家族との時間、地域活動。どれも「いつかやろう」と思っていても、体力・気力・健康がそろっている時期は限られています。

できるような時期が来た時には、「いや、もう旅行しんどい・・」や「あれほどやりたかったのに、興味ないわ」となることがあります

リタイアは「ゴール」ではなく「やりたかったことへのスタート」できるだけ若いうちに、老後に備えられたら趣味の範囲も広くなりますね

そのスタートを元気で笑顔で切れるかどうかが、後半の人生の質を大きく左右します。


当たり前ですが、体の具合が悪いのに絶好調とはなりませんよね。できれば元気なうちに、あれもこれもやりたいものです。体が元気で働ける年齢なら「人生の稼ぎ時」と思ってお金を稼げる時は一生懸命お金を稼いでおきましょう

大体の人は年齢とともに金を稼げなくなる人が多いと思ういます。特に最近の大企業も終身雇用はできないと、世界トップクラスの自動車メーカ、トヨタの豊田章男さんの言葉に驚いた方も多いのではないでしょうか

体も知能も良い時に学んで覚えて働いて、晩年にはその知識を使えるような人間になりたいですね

  • 心がすり減った状態でのリタイアでは、何をしても楽しく感じられない
  • 体が動かなくなってからの自由時間では、やりたかったことができない

精神が病んでからや、体が言うことを聞かなくなってからのリタイアでは遅い!

まだ元気なうちに行動を起こすことが、後悔のないリタイア生活のカギになります。

やっと自由な時間ができたと思っても、体力(ガソリン)が残っていなければ、どこへも行けません。

走れるうちに行きたいところへ行くのが、自由なリタイアの本質です。

体が丈夫でも、精神が疲れ果てていては動けませんし、その逆もしかり。やっと自由になったのなら心身ともに健康なうちに本当の自由を謳歌してみたいですよね

※2024年公表データより。パーソナル総合研究所とは労働市場や働き方、雇用、キャリアに関する調査・研究を主な領域としています。「はたらく」に関する課題を多角的に分析し、企業・社会・個人の意思決定に資するデータを提供している日本の機関です

🎯 調査テーマは働き方とリタイア意識」に関する実態調査


🔹 若い世代ほど「早くリタイアしたい」と考えている

  • 20代男性 「50歳以下でリタイアしたい」: ➡ 29.1%(2017年:13.7% → 2024年で約2倍に)
  • 30代男性 「55歳以下でリタイアしたい」: ➡ 28.1%(2017年:14.3% → ほぼ2倍)
調査機関調査時期対象者主な結果
パーソル総合研究所2017年〜2024年全国の就業者(約1万人)20〜30代男性ではリタイア希望年齢が年々若返り、
早期リタイアを希望する人が増加。
リスクモンスター株式会社2022年全国の20〜50代男女(1,000人)「FIREを実現したい」
30代で38.5%、20代で37.0%と若年層に高い傾向。
株式会社学情2023年10月20代社会人(181人)「FIREに興味あり」23.8%、
「やや興味あり」28.2%で半数以上が関心。
ちえまる
ちえまる

結果を見ると、多くの人が出世に興味がないみたい。その理由も相まって早期リタイアを希望する人が多くなったのかな?

まもる
まもる

まさにその通りです。出世に対する関心の低下早期リタイア志向の増加は、根っこがつながっている社会現象だと言えます。以下のような背景が、両者を結びつけていると思う


🔹 リタイアしたい理由(複数回答)

  1. 働くことが好きではない → 約3割の若年男性が該当
  2. 家族や友人との時間、趣味の時間を増やしたい → 20代:16.7% / 30代:20.9%

男は稼いでなんぼ!24時間戦う!もう時代遅れな考えや思考になったかも知れません。最近、出世すると面倒だから昇進を断ったり、部下を持つことを嫌がる人が多くなったのもなんとなくわかるようになりました。

昔、勤めていた会社の同僚が出世したのになんだか浮かない顔をしていたので、理由を聞いたら

同僚「責任とストレスが増えるのが嫌じゃ」一度も出世したことない私にはまだ理解できなかった事情でした😐


  • 仕事観の変化: かつての「働くのが当たり前」から、**“ほどほどに働いて人生を楽しみたい”**という志向に。これは、働いている本人も気づいてないかも知れませんが、「ずっとこの会社で世話になるわけじゃない」と心のどこかで思っているかも知れません
  • 終身雇用・年功序列の時代が終わり、 “自分の時間をどう使うか”に価値を感じる人が増加中

下の表は昭和時代と令和時代の

比較項目昭和(高度経済成長〜バブル期)令和(現代)
💰 給与アップ昇進と同時に大幅昇給手当は微増〜ほぼ据え置き
🏠 福利厚生社宅・住宅手当・接待費など厚待遇福利厚生は削減傾向、実費自己負担も
👑 社会的ステータス課長・部長=「すごい人」「偉い人」肩書きへの憧れや尊敬は相対的に減少
⏰ 労働時間長時間労働が当たり前/美徳長時間労働=ブラックの象徴に変化
📈 昇進速度年功序列で自動的に上がる実力主義で昇進しない人も増加
🧠 出世のモチベーション「家族を養う」「一戸建てを持つ」「自由な時間」「ストレスの少なさ」など多様化

下の表は少ない人数の調査ですが出世したくない!が大多数の年もあります。

調査機関調査時期対象出世したくない人の割合主な理由
セルバ2025年1月20〜40代正社員 300名42%・責任が増えるのが嫌
・プライベートを重視
・給与があまり増えない
マンパワーグループ2020年全国の会社員
20〜59歳の一般社員男女400名
約80%・責任の重さ
・業務量の増加
・ワークライフバランス悪化
日本生命2022年20代男女
具体的な人数は非公開)
約77%・プライベート重視
・責任ある仕事を避けたい

特に昭和の時代は「出世して自分の城(家)を持つ」のが夢と今では顔が赤くなってしまう事を公然と周りの人に話してましたが、特に現代の若い子は頭が良いのか知識が豊富なのか、

若者「無理して家買っても莫大な借金を背負うだけだね」と考える人も多くなっています。確かに、終身雇用がなくなった現代に30代の若者が何千万円といつになったら返済できるかもわからない金額を、一度に背負うメリットを感じないのかも知れません


ちえまる
ちえまる

最近さ、うちの先輩も後輩も「仕事辞めて何もしたくない」とか「40代でリタイアしたい」って言うんだよね。

正直、「そんなに仕事が嫌なの?」って思っちゃう。

まもる
まもる

もう、管理職⇨辛い⇨ブラックの思考が根付いてしまったかも知れない。

やりがいが「重さ」に。出世が「責任」とネガティブなイメージしかなくなったのも事実

昭和時代の出世は成功の象徴でした。ですが現代では・・・・

  • 管理職になっても、手当はわずか。
  • 残業代はカットされ、仕事量と責任だけが激増。
  • ハラスメントリスクと部下指導のストレスに常に晒される。
  • 上には忖度、下には気配り、横には板挟み。

その上、成果を出しても評価されるとは限らず、会社が傾けば容赦なくリストラ対象に。日本経済の低迷はこの理由も考えられるかも知れません。

特に昭和時代と違って世間には「物が溢れている」ネットで探せが欲しい物も安く見つけられたり、こんなもの欲しいな?と思った物は検索すればすぐ見つかる時代です。

スマホやパソコンがあれば、娯楽には不自由しない時代、お金も必要最低限でいいや・・と思う人も多くなります

一方昔は「リタイアして何するの?」や「ヒマになるのが怖い」という声もありしたが、今は違います。

  • スマホでゲーム、音楽、YouTube、Netflixなどのサブスク。
  • 公共図書館の電子書籍や無料の読書アプリ
  • 散歩や公園、公共施設での学びや交流

むしろ「お金を稼ぐために時間を使う」よりも、「お金をあまり使わず、自由な時間を楽しむ」生活に価値を見出す人が増えています。

著者の母が亡くなり、父が1人で住む事になったので、子供の私からしたら「暇すぎてボケないか心配」と考え、それまで触ったこともないiPadに、NetflixとAmazonプライム、それと無料の詰将棋を入れてプレゼントしたところ「これ(iPad)ないともう一日退屈でしょうがないよ」と言うくらい夢中になってくれました。

今では仕事していて見れなかった映画を死ぬまで見れるかな?と冗談を言うくらい暇が怖くなくなったみたいです。

ですが、もし貴方が早期リタイアをして、資金もそんな余裕がない状態でしたら気をつ気ないといけない(娯楽)があるかも知れません


早期リタイアを目指す人が見落としがちな、“地味にお金が出ていく支出”にも注意を。例えば、小さい頃から大型犬を飼ってみたかったとか、競馬場で一日遊んでみたかったなど、資金に余裕がない場合には近寄ってはいけない場所や物があります

🐾 1. ペット(想像以上に医療費がかかる)

  • トリミングやエサで月1万円前後
  • 高齢になると医療費が年間10万円以上かかることも
  • ペット保険は高く、慢性病は対象外なことも

🚗 2. 車(乗らなくても維持費がかかる)

  • 自動車税、保険、車検で年間10〜20万円
  • 駐車場代やガソリン代も追加で負担に

🛡️ 3. 不要な民間保険(見直しで固定費削減)

  • 死亡保険や入院保険を払い続けていませんか? 不要な保険リスト⇦保険の必要性を再確認
  • 公的保障と貯金で足りるなら、解約して月5,000〜1万円の節約も可能

健康保険と国民健康保険の違い⇦社会保険と国民保険、国民年金と厚生年金。この違いを知っている人は意外に少ないです。この記事を読んでなんとなく覚えておきましょう。(何かあった時、あれ?そういえば・・・)と気づけば、調べて解決することがあります

🎮 4. ゲーム課金(積み重ねで意外に高額)

  • 月1,000円でも年間12,000円
  • ガチャやイベントで一気に数万円使ってしまうリスクも

🎰 5. ギャンブル(暇つぶしが依存に変わることも)

  • パチンコ・競馬などで「月に数万円」が積み重なる
  • 暇を感じたときほど、依存に注意

貴方にもし資金に余裕がない場合には、よく計画や事前調査をしてからにしましょう。特にペットは高齢になると薬代や診察代など多くかかります(著者は高齢犬で月に食事代も入れて7万)

それに、場合によればペットを病院に連れて行く時には車も必要になります


“定年まで働くのが当たり前”という時代は、もう終わりかけています。これからは、

  • いつ働くか
  • いつリタイアするか
  • どんな暮らしをしたいか

を自分で決めていく時代です。

もしあなたが「まだやりたいことがある」「このまま定年まで働くのは嫌だ」と思っているなら、

『やりたいことができるうちにリタイアする』という選択肢

を、一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

健康と自由な時間は、お金では買えない資産です。


以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。

これは、私の考えですが固定費は老後になれば今よりグンと下がると思います。通勤に必要な車両や服、食事も若い時ほど食べませんし、何より体力が落ちるので遊びの量も少なくなります

物欲も少なくなり、何より「お金が使うのがアホらしくなる」と思う人が多くみられます。実はこれも困ったもので「節約しすぎてお金を使えない体質」になる人が多く、大した金額でもない電気代や水道代などもケチるようになります

せっかく、リタイアできたのにまた節約苦行するのではあまり意味ありません。部屋の電気やトイレの電気くらい1日つけっぱなしでもそう大した金額にならないと思います。

それなら、車を持たない選択やギャンブルをしない方がより家計に負担がかからないと思います。ぜひ皆さんも「何を節約して、何を気にしなくて良いか?」を常日頃から考えてみてください

このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。

では次の記事でお会いしましょう!

\今後も、人生後半戦を豊かに生きるヒントを発信していきます/

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