第1章：60歳から“話さない人生”を楽しむ方法｜静かに生きる老後の準備

無駄の削減

2025.07.082025.07.12

人と話さない方が幸せかもしれない

著者

「この人と関わっていて、疲れたことがない」──そんな存在は、案外“他人”かもしれません。

たとえば、コンビニの店員さんや病院の受付の方、パソコンのサポート窓口の人など。

こういった“役割のある関係”では、必要以上に感情を消耗せず、やりとりがスムーズに終わることがほとんどです。

相手は「助ける」「対応する」ことが仕事であり、そこに余計な期待や遠慮が入りにくいからです。

それに比べて──

隣人、親戚、昔からの友人など、“近しい関係”の人ほど、距離感があいまいになりがちです。

善意のつもりがプレッシャーになったり、価値観のズレが摩擦を生んだり。

だからこそ今は、「誰と関わるか」「どう関わるか」を、自分で選んでいい時代なのです。

まもる

「人と話さない人生」って、なんだか寂しそう？人によっては1人でも孤独を感じない人が最近増えてきたように感じます。

特に50~60歳から静かに、自分のペースで暮らす。もう、人に気を遣ったり、人のために何かをしてあげる、そんな時期ではない時だと思います

そんな自分の為に、“話さない暮らし”の魅力と準備について、一緒に考えてみよう！

最近、「人と話すのが面倒になった」と感じることはありませんか？

昔なら、誰とも話さない一日は「寂しい人」と思われたかもしれません。
けれど今は、SNSやLINE、YouTubeライブ、Zoom、TikTok……。
話そうと思えば、世界中の誰かとリアルタイムでつながれる時代です。

興味がある人とだけ話してみたい。それがYoutubeやTikTok、SNSよって実現できる時代になったかもしれませんね。

誰かと話すたびに、なんとなく気を遣ってしまう。
終わったあとに、どっと疲れがくる。
返事をするのも億劫。声すら出したくない日がある。

そんなふうに感じる自分を、「歳のせいかな」「わがままかな」と責める必要はありません。
それはむしろ、“静かな時間を大切にしたい”という本来の欲求が出てきた証拠です。

そんな感覚に共感する人は、意外なほど多く存在します。

「今日は誰とも話さなかった」
そんな日があっても、ちゃんと満ち足りている。
むしろ、心が整い、落ち着いている。

そう感じられるなら、あなたにとって“話さない暮らし”はとても自然な生き方なのかもしれません。

話せるのに話さない。
それは「孤独」ではなく、「自分にやさしい選択」です。

この記事では、「話さない暮らし」に興味があるあなたに向けて、
ひとりでいることの幸福感、老後に必要な準備、そして静かに生きるための具体的な方法をお伝えします。

自分らしく、気楽に生きていきたい──
そんな想いを持っている方は、１〜７章まであります。ぜひ最後まで読んでみてください。

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