
定年後、子育ても仕事も終わったあとの毎日は自由ですが、「何をしていいかわからない」と悩む人も多いんです。実は、趣味があるかどうかで寿命や心の健康にも差が出るという調査も!今回は、なぜシニアに趣味が欠かせないのか、その理由を数字や実例を交えてお伝えします。
「老後にやることがない」――これは体の自由が利かなくなること以上に、心を蝕みます。
長年仕事一筋だった男性、子ども中心の人生だった母親。そんな親が定年後に仕事も子育ても終え、突然ぽっかりと空いた毎日に耐えられるでしょうか?
その空白を埋める「趣味」がなければ、待っているのは孤独と不安と後悔…まさに“地獄”のような老後です。
ぜひ、若いうちから、老後でも楽しめる自分の趣味を作ってください
✅ 本記事の内容
- ・お金がかからない老後の趣味ランキング(月額費用付き)
- ・老後に危険なお金のかかる趣味ランキング
- ・老後資金を一発で失う「超危険な投資ワースト3」
- ・趣味の有無で幸福度がどう変わるか(内閣府調査)
- ・【内部リンク】老後資金の守り方・節約術の紹介
🎯 趣味がある人・ない人の幸福度の違い(内閣府調査)
趣味の有無 | 「生活に満足」と答えた人の割合 |
---|---|
趣味あり | 73.9% |
趣味なし | 44.5% |
出典:内閣府「高齢者の日常生活に関する意識調査(令和4年)」
趣味の有無で幸福度が約30%も違う結果に。老後の生活満足度を左右するのは、健康やお金だけでなく、何をして過ごすか=「趣味」です。
🎯 趣味がある人・ない人の幸福度と健康寿命の違い
「老後に趣味があるかどうか」で、人生の質は大きく変わります。これは気分の問題だけではなく、実際に「寿命」や「認知症リスク」にまで影響すると、国や大学の調査でも明らかになっています。
✅ 内閣府の調査データ:幸福度は「趣味あり」で2倍以上!
内閣府の「高齢者の経済社会統計」によると、
趣味がある高齢者は、ない人に比べて2倍以上の割合で「生活に満足している」と回答しています。
項目 | 趣味あり | 趣味なし |
---|---|---|
生活に満足している人の割合 | 76.2% | 34.5% |

やっぱり趣味があると毎日が充実するんだね。2倍も満足してる人が多いって、もう趣味=健康と言えるかもしれないなぁ

仕事に育児に勉強、それらで忙しいときは「何もしない幸せ」がどんなに欲しかったかみんなも経験あるよね!けど本当に「何もしない日々」は恐怖でしかないかもしれませんね。健康も損ねる危険も
著者も、対人関係や仕事のフレッシャーで「事業(仕事)をやめようかな・・」と本気で考えた時があったのですが、いざ本気の本気で辞めようと思った時、「そのあとはなにする?」と考えた時に何もできない、しない恐怖というものが襲ってきました。
これが、言葉悪いですがこれが老後なら「ボケ一直線」恐怖でしかありません
出典:内閣府「令和2年 高齢者の日常生活に関する意識調査」
🧠 趣味が「寿命・認知症リスク」に与える驚きの影響
複数の信頼できる研究が、「趣味があること」は寿命や認知症発症リスクを大きく下げると報告しています。
● 死亡リスクが最大31%低下【東京医科歯科大学×JAGES研究】
65歳以上の約4.8万人を6年追跡した研究では、
趣味が多いほど死亡リスクが減少することが判明しました。
趣味の数 | 死亡リスクの低下率 |
---|---|
2つ | 約10%減少 |
5つ以上 | 約31%減少 |
出典:東京医科歯科大学・JAGES(2021年)
● 認知症発症リスクも最大22%低下【JAGES研究】
趣味を複数持つ人は、認知症の発症リスクも大きく下がるという結果が出ています。
特に効果的だった趣味:園芸・旅行・パソコン・手工芸・写真・釣りなど
● 趣味を始めるだけで死亡率が7%以上ダウン【厚生労働省】
趣味がなかった高齢者が新しく趣味を始めた場合、
死亡率が28.7%→21.0%に低下したという報告も。
状態 | 死亡率(6年後) |
---|---|
趣味なし | 28.7% |
趣味を始めた | 21.0% |
出典:厚生労働省 研究班(2023年)
● グループでの趣味はさらに効果大【千葉大学研究】
1人での趣味よりも「誰かと楽しむ趣味」の方が認知症予防効果が高いことも確認されています。
趣味のやり方 | 認知症発症リスク |
---|---|
一人で行う | 基準値 |
グループで行う | 約19%低下 |

グループでやる趣味って良さそうだけど、実際、どうやって自分の住んでる地域で見つければいいの?

自治体の広報誌や公民館、市役所の掲示板をチェックしてみて!「〇〇市 サークル」で検索すればネットにも地域の活動情報がたくさん出てくるよ。
あと地域包括支援センターに相談が他のことでも相談できるので手っ取り早いかもしれませんね
親の介護や趣味のサークル探しなど地域包括支援センターの利用が1番良いです。その理由は親がもし支援が必要になったり障害を負ったりしたときに、「色々」相談に乗ってくれます。
私もめちゃくちゃ相談に乗ってもらいました。
親が介護が必要になりそうならまずどこに相談が良いですか? ⇦この記事は特に「お金がない!」と思ったら絶対に相談してください。国の制度を利用しましょう!
趣味 | 特徴・メリット | 費用感(月額目安) |
---|---|---|
ウォーキングクラブ | 無理なく続けられる、健康にも効果大 | 0〜500円(保険やドリンク代など) |
囲碁・将棋サークル | 頭を使い、会話も弾む | 0〜1,000円(会場費など) |
手芸・編み物教室 | 作品づくりの達成感も◎ | 1,000〜3,000円(材料費込み) |
カラオケ同好会 | ストレス発散、社交性もUP | 1,000〜2,000円(部屋代など) |
俳句・短歌の会 | 言葉で感性を磨ける趣味 | 0〜2,000円(句会費用など) |
歌声サロン・合唱団 | 声を出すのは健康維持にも効果的 | 1,000〜3,000円(会場・講師代など) |
ボランティア活動 | 社会とのつながりが生まれる | 基本無料(交通費程度) |
健康体操サークル | ゆるやかで安全な運動 | 500〜2,000円 |
図書館読書会・ブッククラブ | 知的好奇心を刺激、出費ほぼなし | 無料〜500円 |
ガーデニンググループ | 土に触れる癒し効果と交流 | 1,000〜2,000円(土や苗代など) |
📊 趣味がある人の“幸福と健康”はここまで違う!
比較項目 | 趣味あり | 趣味なし |
---|---|---|
生活満足度(内閣府) | 76.2% | 34.5% |
死亡リスク(最大) | 最大31%低下 | 基準 |
認知症リスク | 最大22%低下 | 基準 |
グループ活動の認知症予防 | さらに19%低下 | – |
趣味を始めた際の死亡率 | 21.0% | 28.7% |

趣味がある人は、ただ退屈をしのいでいるわけではありません。データが示すとおり、幸福度・健康寿命・認知症の発症リスクまで大きく差が出ています。

特に注目すべきは、「生活に満足している」と答えた人の割合が趣味なしの人の2倍以上という事実。趣味は心の栄養であり、社会とのつながりや生きがいを生む重要な要素です。
趣味がある人は、ただ退屈をしのいでいるわけではありません。データが示すとおり、幸福度・健康寿命・認知症の発症リスクまで大きく差が出ています。
老後を豊かに過ごすには、お金よりまず“趣味”を持つことが資産とも言えるでしょう。
🎁 だからこそ、「趣味」は資産!
老後のお金を増やすのと同じくらい、「趣味を持つことが健康への投資」になります。
▼次に読むおすすめ記事:
💰 お金がかからない趣味ランキングベスト10(推定月額費用付き)
順位 | 趣味 | 月額費用の目安 | 補足・出典 |
---|---|---|---|
1位 | 散歩・ウォーキング | 0〜1,000円 | 健康促進・靴以外費用不要 |
2位 | 読書 | 0〜1,500円 | 図書館・電子書籍活用で無料も可 |
3位 | 家庭菜園 | 1,000〜2,000円 | 初心者キットで格安、収穫も◎ |
4位 | 筋トレ・自重運動 | 0〜1,000円 | YouTube動画など無料教材多数 |
5位 | パズル・ナンプレ | 100〜500円 | 脳トレ兼ねて低コスト |
6位 | 音楽鑑賞 | 500〜1,000円 | Spotify等サブスク活用 |
7位 | 写真撮影(スマホ) | 0〜1,000円 | スマホで十分楽しめる |
8位 | YouTube鑑賞、映画配信など | 0〜1,000円 | 無料動画で知識も娯楽も |
9位 | 手芸・工作 | 1,000〜2,000円 | 100均活用で安価に |
10位 | 無料の講座・市民サークル | 0〜1,000円 | 公民館など活用、仲間もできる |

う〜ん、正直あまり面白そうではないなぁ。本当に趣味なら楽しいかもだけど、無理やり趣味にしたら逆に嫌になっちゃう人もいそうだね

そうだね!なので上の表を参考に「ウォーキンをしながら桜の撮影」を組み合わせをしたり、「手芸と音楽鑑賞」みたく相性が良い組み合わせを親に提案してあげるのが最適だと思ううよ
出典参考:シニアライフ総研、高齢者向け自治体サービス
⚠️ 老後にお金がかかる趣味ランキング(推定月額費用付き)
順位 | 趣味 | 月額費用の目安 | 問題点・注意点 |
---|---|---|---|
1位 | パチンコ・競馬・宝くじなどのギャンブル | 2万〜10万円 | 依存症・借金リスク |
2位 | 車・バイク趣味 | 2万〜6万円 | 維持費・保険・事故リスク |
3位 | 海外旅行 | 10万〜30万円(年1〜2回) | 医療・体力リスクも |
4位 | ゴルフ | 2万〜5万円 | 交通・会費・用具が高額 |
5位 | 高級外食・グルメ巡り | 3万〜10万円 | 生活費圧迫・贅沢習慣化 |
6位 | ライブ・コンサート巡り | 1万〜5万円 | 遠征・チケット費が高額 |
7位 | カメラ・機材沼 | 3万〜10万円 | 最新機材を追うとキリがない |
8位 | 釣り(本格派) | 1万〜3万円 | 竿・仕掛け・移動コスト |
9位 | ファッション趣味 | 1万〜5万円 | 浪費・収納圧迫 |
10位 | スマホゲーム課金 | 1万〜5万円 | 依存症・無意識の浪費 |

なんでも、ほどほどなら良いかもだけど、ギャンブルは資金が青天井だし、最近のスマホゲームも課金額がハンパないよね。資金が必要そうな趣味は資金管理としっかりと計算しないと、ハマったら沼から出られなくなる

うん、これは本当に気をつけないといけない。老後になる前から何が危険か、どれだけ資金が必要かを、心身が健やかなうちにこそ、これからの暮らし方を見つめ直すことが大切です。
💥 番外編:一発で老後資金が吹き飛ぶ!超危険な投資ワースト3
順位 | 投資商品 | 想定損失 | 問題点 |
---|---|---|---|
1位 | 節税目的のアパート経営 | 数百〜数千万円 | 空室・修繕・詐欺営業 |
2位 | ワンルームマンション投資 | 300万〜1,000万円 | 売却してもローン残る |
3位 | 株式の信用取引(知識なし) | 数十万〜1,000万円 | 借金リスク・退職金蒸発 |

は?退職金でワンルーム投資とか信用取引とか、どこの情報商材信じたの?マジ秒で老後資金消えるから。知識ゼロで突っ込むとか、もはや自滅芸でしょ。やれば分かる?いや、やったら詰むって。それ、投資じゃなくて“罠”。ディスるとかじゃなく、マジで止めとけ。

あー太丸くん!言い方!でも本当に老後にやってはいけない趣味や投資はたくさんあるよね。「見ない、聞かない、近寄らない!」ちょっと聞いてみるが地獄の入り口になるよ、何度もいうけど、近寄ってはダメ絶対!
まだまだ色々と危険な商品はありますが、これらは「趣味」ではなく「破滅の入り口」です。

提供元:シニアライフ総研/趣味ー定期調査
シニアライフ総研さんの調査によると、平均が1万〜1万5000円。
著者は少ないな?と思いましたが父やその仲間に尋ねたところ、この平均より少なかったです。
なぜ、お金を使わないかを尋ねると「収入がもう年金しかないから」と言っていました。
また、お金の使うことにも抵抗があるみたいです。
🔗 関連記事リンク(内部リンク)
- 一発アウト級!? 怪しい・危険な投資&金融商品まとめ
まとめ|お金のかからない趣味で「老後の安心と幸せ」を手に入れよう
老後にやることがないと、心の不調から体調の悪化、そして金銭トラブルへと繋がる危険があります。
一方で、月数百円〜1,000円程度でできる「お金のかからない趣味」を見つけることで、心も体も、そしてお財布も健康に保つことができます。
仕事も子育ても終わったあと、気がつけば一日中テレビの前…。
そんな毎日が続くと、心も体もどんどん衰えていきます。
「まだ元気なのに、やることがない」――それは意外と多くのシニアが抱える悩みです。
だからこそ、今のうちに“楽しめる趣味”を見つけておくことが、これからの人生を豊かにするカギになるのです。
あなたの老後が明るく、安心して過ごせるものになりますように。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。
では次の記事でお会いしましょう!
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