
こんにちは。今回は「借金や貧困状態に陥ると、思考力が低下してしまう」というテーマについてお話しします。
具体的には、ある研究によると借金によるストレスなどの影響で、IQが一時的に平均13ポイントも低下することがわかっています。
これは決して軽い影響ではありません。
単に“ちょっと判断力が鈍る”程度ではなく、日常生活にも支障をきたすレベルの深刻な影響です。
借金のある生活はそれだけでも大きな負担ですが、さらに思考力まで落ちてしまえば、借金を返すどころか、かえって増やしてしまう可能性すらあります。
そうした悪循環に陥らないためにも、この記事を通じてあらかじめ知識を身につけ、「思考力の予防線」を張っておきましょう。
なぜか同じようなミスを繰り返す…
「自分でも分かってるのに止められない」という感覚、ありませんか?
借金は実際に脳の働きを鈍らせることが、行動経済学の研究で明らかになっています。

🧩 :借金は“脳と人生”をむしばむ毒
項目 | 具体的な悪影響例 |
---|---|
知能 | IQ・記憶・思考力の一時的な低下 |
判断力 | 衝動的な支出・甘い見通し |
自己肯定感 | 自責感・助言拒否・孤立化 |
未来志向 | 長期計画の欠如・資産形成不能 |
人間関係 | 嘘・隠し事・信頼の損失 |
行動力 | 無気力・挑戦回避 |
健康 | 不眠・ストレス・体調不良 |
この記事では、借金がお金の判断力にどんな影響を与えるのか、そしてお金持ちとそうでない人の“思考の違い”をわかりやすく解説します。
借金でIQが下がる?|科学的な研究結果
プリンストン大学とハーバード大学の共同研究(2013年)
行動経済学者のマリオ・シャフィールとセンディル・ムッライナタンらによる研究では、
貧困状態にある人は、一時的にIQが13ポイント低下するという結果が出ました。
これは酔っ払っているのと同レベルの認知低下です。
出典:Mullainathan & Shafir, “Scarcity: Why Having Too Little Means So Much”
🥴 他の「IQ低下と同じくらい」の例
状態 | IQ低下量(目安) | 備考 |
---|---|---|
借金や貧困状態 | 約13ポイント | 本研究の結果(Mullainathan 2013) |
徹夜明け | 約10〜15ポイント | 睡眠不足が脳に与える影響として有名 |
酔っ払い状態 | 約10ポイント | アルコール摂取時の思考低下 |

借金しただけで、この状態変化⤵️😇

なぜIQが下がるのか?
借金状態の脳は、メモリがいっぱいで動作が遅いパソコンと同じ。
「支払いどうしよう…」という不安が常に脳内で動き続け、判断力や集中力を圧迫します。
本来の力が出せず、思考も鈍くなる“フリーズ寸前”の状態です。

「どうやって支払おう?」という悩みが、脳のリソースを占領する
注意力・記憶力・判断力が低下
本来の冷静な意思決定ができなくなる
このような状態のパソコンで、新しいアプリを入れようと思いますか?
借金をすると、「返済しなきゃ・・」という作業が第一になります
お金を返さなきゃ💦こんなストレスや思考を常に持ち続けていては、新しい事に挑戦する意欲は減退していってしまうでしょう。
ですが「良い借金」もあります。たとえば、銀行から資金を借りて起業したり、将来の利益につながる設備投資に充てるような借金は、自己成長や収益力を高めるための“戦略的な手段”になります。
不安を生む借金と、夢に近づく借金。この違いを見極めることが大切です。
🧠が脳に与える7つの悪影響
① 知能(IQ)

認知的リソース(脳の処理能力)が「返済の悩み」に占拠される。(頭のメモリパンパン状態)
一時的にIQが平均13ポイントも低下(研究データあり)
結果:問題解決力・集中力・記憶力が落ちる
②判断力

認知的リソース(脳の処理能力)が「返済の悩み」に占拠される
一時的にIQが平均13ポイントも低下(研究データあり)
結果:問題解決力・集中力・記憶力が落ちる
③自己肯定感

「借金している自分はダメだ」というセルフイメージが強くなる
その結果、正しい助言を受け入れなくなり、「自分だけのやり方」に固執
結果:自暴自棄になりやすく、行動改善を放棄することも
④計画力・未来志向

「明日・来週・来月」のことを考える余裕がなくなる
日銭に追われ、長期的な資産形成ができなくなる
結果:投資や貯金の発想が湧かない、稼ぐより盗む思考になる
⑤人間関係

借金を隠す・ウソをつく・付き合いを避ける
お金がない事を悟られないように見栄を張る
家族や友人に相談できず、孤立が進む
結果:返済でトラブルを起こし、信頼を失うことも
⑥ 力・モチベーション

「働く気が起きない」「何をしてもダメそう」と無気力に
借金の多さ=心理的ブレーキになり、チャンスもスルーしがち
結果:成功より、失敗しない思考になる為、挑戦ができなくなる
⑦(睡眠・体調)

借金によるストレスで不眠・食欲不振・肌荒れ・高血圧など
しっかりとした睡眠が取れず、メンタルのバランスが崩れる
コルチゾール(ストレスホルモン)が慢性的に増える
結果:メンタル面でもうつ状態やパニック発作の引き金に
お金に困る人 vs 増やせる人の“思考回路の違い”
項目 | 借金する人(お金に困る) | 資産を増やせる人(お金に余裕がある) |
---|---|---|
思考視点 | 「今日の支払い」 | 「5年後の資産」 |
判断基準 | ラク・即時の快楽 | 長期的利益・未来の自由 |
感情の主軸 | 不安・恐れ | 安心・好奇心 |
学習姿勢 | 助言を拒否・自己流 | 助言を吸収・真似する |
借金をやめると“賢さ”が戻る理由

頭の中の余計な残留思念がなくなれば・・・
- 脳のリソースが解放され、「次の一手」を考えられるようになる
- 行動が「消耗型」から「投資型」に変わる
- 情報を正しく処理でき、判断が冴えるようになる
借金を返す=思考力の回復ともいえるのです。
怪我が治ったら→体のトレーニング
借金がなくなったら→頭(思考)のトレーニング
→ 「人生を立て直す力」を取り戻す時間
思考を変えるトレーニング|今日からできる4つの習慣
- ① 資産表をつけて、「未来視点」に切り替える
- ② 借金の合計額を書き出し、返済プランを作る
- ③ 買い物は「今の自分」ではなく「未来の自分」に問う
- ④ 成功者の“型”を真似する(攻略本を読む)

そんな言われても、相手ができなきゃ意味がない!
- 「資産表つけろ」→ 数字見るだけでパニック
- 「未来の自分に問う」→ 未来を想像できない
- 「攻略本を読め」→ 活字が頭に入らない
- 「返済計画を立てろ」→ それができたら借金してない
人によって解決方法やその時のひらめきは違うかもしれません。
ですが、私の経験では、しっかりとした睡眠「毎日「同じ時間に寝る・起きる」
あとは、「コンビニ弁当を食べない」「お金のかからない何かに没頭する」

逆に、睡眠取らない→食事もコンビニで栄養偏る→メンタルが不安定→ストレスが溜まる→爆買いやギャンブルをする=借金と繋がるかもしれんな!

「超加工食品は『うつ病』リスクを高める “身近な食べ物”が及ぼすメンタルへの悪影響とは」
(ディーキン大学による38万人超対象・17件の観察研究を統合したメタ分析の解説)
📎 medicaldoc.jp – 超加工食品は「うつ病」リスクを高める
まとめ|借金が脳を変える、その現実に気づこう

借金の根本的な原因を防ぐには、普段からの規則正しい生活が大切なの?

はい、間違いなく「借金しないためには、規則正しい生活が土台」になります。
でもそれは「真面目に生きろ!」という道徳話ではなく、“脳の判断力”を正常に保つための現実的な戦略です。
借金は単なる「お金の問題」ではありません。
思考・感情・判断力すらも蝕む“脳の負債”なのです。
でも逆に言えば、借金を脱した瞬間、あなたの思考力・判断力・未来設計力は必ず回復します。
未来を変えたいなら、まずは「思考回路の再起動」から。
以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。
このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。

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