【要注意】NISAで貧乏に!? FPが見た“絶対にやってはいけない5つの落とし穴”

家計管理
まもる
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こんにちは!NISAを利用している人増えてきましたよね!2025年3月時点で、日本全国で開設されているNISA・新NISA口座数は、累計で約2,560万口座。今はもう4人に1人がNISAで運用しています。

著者はFPなので、資産運用や家計管理の観点からNISAを進める事が多くあったみたいです。ですが多くの人が「良いことだけ耳に入れている」そう!良い事だけ覚えていて、悪い事は聞いてない、覚えてない。と言われるらしいです。

そんな今回は著者の経験談をもとに「NISAでやってはいけない5つの事」を開設していきます。

こんにちは!「NISAはうまく使えば将来の資産形成にとても有効ですよ」とお伝えしてきました。生活防衛資金を確保してから始めましょう無理のない範囲で積み立てましょう暴落しても売らないことが大事です──そういった基本的なことも、くどいほど繰り返し説明してきたつもりです。

ですが実際には、「え、なんでそんなことするの?」と思わずツッコミたくなるような使い方をされてしまうことが少なくありません。たとえば生活費ギリギリまでNISAに突っ込んで「今月カツカツなんです…」と相談されたり、暴落で真っ先に売って「損しました」と嘆かれたり──正直、ガッカリしたこともあります。

今回は、そんな実際の経験を踏まえて、NISAで絶対にやってはいけない5つの行動を、猫ミームを使って怒りと反省を込めて紹介します。これからNISAを始める方が、同じ失敗をしないための参考になれば幸いです。

**NISA初心者の中には、「非課税だから安心」と思っている人が少なくありません。**ですが、実際には使い方次第で貧乏になってしまうケースもあります。FPとして実際に受けた相談から、NISAで絶対にやってはいけない5つの落とし穴をご紹介します。


① 生活防衛資金ゼロでNISA全力 → 突然の出費に即売却

止めろ止めろ!その「NISA枠全力で使い切るマン」は!暴落が来たとき、余裕資金がないと心にも余裕がなくなるから、メンタルやられて売却しちゃうから💢って何度も何度も注意したのに、お前ったらアホなんか?

いや、実際暴落が来たら、こんなにメンタルやられるんだ〜って自分でもびっくりしたw実は暴落が来ても“ワイは大丈夫だから”って思ってたよ。実際に来たらあれだね〜無理だね〜持ち続けるのw夜寝れないから売っちっいました⤵️

余裕資金がないまま投資を始めると、急な病気や冠婚葬祭の出費で資産を取り崩さざるを得なくなります。暴落中なら売却タイミングも最悪です。

⚠️余裕資金がないと心にも余裕がなくなります。「俺の全財産がどんどん溶けていく・・・」この状態が1週間でも続けば毎日が地獄になります。

余裕資金は最低でも3〜6ヶ月分の生活費は現金で確保しておきましょう。

② 個別株100%集中 → 暴落でパニック&不信感

え?NISA意味わからんわ…。年初に日産、ホンダ、NTTを買って分散投資したのに何この損失・・・それで全部下がってんねんけど?ワイのNISA、見事に赤やで。これって制度の説明ちゃんとしてくれてた?

嗚呼・・・個別3銘柄で分散投資って・・・例えば、オルカン、S&P500、国内リートみたく、詰め合わせパックでの分散投資って言ったよね?ねぇ?確かに有名なとは言ったけど、投資信託ではなく個別の有名企業3銘柄に年初ぶち込んでいるとは・・

人気銘柄に全額投資する人も多いですが、ひとたび暴落すると信じていた企業が下がり、NISAそのものに疑いを持ち始めます。

NISAは“分散”と“長期保有”が基本。個別株オンリーは上級者向けです。

⚠️もしNISA成長投資枠で高配当を狙うなら、セクター(業種)も分けて最低30銘柄。私的には50銘柄は欲しいです。成長枠ではミニ株(単元未満株)での購入ができないため、株価の低い日本電信電話(9432)などが人気ありました

③ 毎月の給料ギリギリまで積立 → NISA貧乏に…

もう年金だけじゃ足りないって言うじゃないですか。だから自分でも備えなきゃと思って、給料の5割近くNISAに入れてます。

貯金も全額投入して、食費も削り、友人との誘いも断りそれに比べて、遊んでる同僚を見てると、正直イライラすることもあります。

将来に備え、行動に移している点は素晴らしい姿勢です。ですがそれは「備えている」ではなく「追い詰めている」状態なのでは?将来の安心のために、今の幸せを破壊しているしているのであれば、少し計画を変えた方が良いかもしれません

無理な積立で生活が圧迫され、「投資してるのに貧しい」という本末転倒の状態に。積立は“身の丈”が大切です。ですが、「稼げるうちに、稼ぐ」「無理が聞くうちにやっておく」矛盾しているかもしれませんが、人生には「稼ぎ時」と「使い時」があります

1番の理想は、手取りの10〜20%以内。継続できる金額で設定を。

⚠️生活防衛資金(月の固定費の6倍)がないと急な出費に備えられません。NISAを売却してしまうかも

④ コストの高いインデックス投資信託を複数買い

俺は勝負に出るぜ!この謎のファンド「カムバック・ストロング・ジャパン~(愛称)昭和の夢、バブルをもう一度~(購入手数料3.0%、信託報酬2.2%、売却手数料1.8%)で3年で億り人に俺はなる!!

証券会社の報酬がクソ高い。全部合わせて年7%の手数料がかかるファンドなんて持っていいたら、◯ぬって・・もしその投資信託が年7%下落したら隠れコスト入れて14%くらいの手数料取られるかもよ。億り人ではなく、送られ人(葬)になる未来が見えてしまう・・・

名前に「インデックス」とついていても、高コストの商品はたくさんあります。信託報酬2〜3%では長期投資の効果が削がれます。

信託報酬は年0.2%未満が目安。「eMAXIS Slim」シリーズが代表的。

⚠️インデックスファンドは「平均点を確実に取る」ためのツール。一方、アクティブファンドは「平均以上を目指すが、大半が平均以下で終わるギャンブル」に近い。

アクティブファンドがインデックスファンドに勝てる確率は1割。伝説の投資家、清原達郎さん並みの人が選ぶアクティブファンドなら手数料などが高くても勝負に出ても良いと思います

⑤ 長期投資なのに暴落で売却 → “非課税枠”を無駄に消費

いや〜ニュース見てたらこれは売り時だなって思ったねw!爆速で投資(7日前)して、秒速でぶん投げたわwワシの直感力半端ねえから!ほんで、下がり切った時に買いよwww

あ?! NISAは長期で投資しろ言ったよな?いらねーんだよ、その野性の感は!雷のなる瞬間に市場にいねーと投資って意味ねーんだわ・・・

本来NISAは「売らずに持ち続けること」で効果を発揮する制度。暴落で焦って売ってしまうと非課税の恩恵がムダに。

暴落時は「売る」のではなく「買い増す」くらいの覚悟が大切。

✅雷が鳴る瞬間とは? 株は、たまにドカンと上がる「雷の瞬間」で大きく増えます。その時に市場にいなかったら、チャンスを全部逃すってことです

✅ まとめ:NISAは“魔法”ではなく、“道具”です

NISAは素晴らしい制度ですが、使い方を間違えれば「資産形成」ではなく「資産破壊」にもなりかねません

今回ご紹介した5つの落とし穴――

  1. 生活防衛資金ゼロでの全力投資
  2. 個別株100%集中での大損
  3. 余裕のない積立で“NISA貧乏”
  4. 信託報酬の高い商品を複数買い
  5. 暴落で売却、非課税枠を自ら捨てる行為

…どれも“ちょっとした思い込み”や“焦り”から始まっています。

大切なのは、無理のない金額で、余裕を持って、長く続けること

「周りがやってるから」「枠があるから」「早く儲けたいから」──そうした理由で焦る必要はありません。

以上です。このブログが少しでも参考になって他の記事も読んでくれたら嬉しいです。

このブログを読んでいただけた方には「お金の苦労」がなくなれば良いなと思っています。

では次の記事でお会いしましょう!


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